本記事では下記のようなお悩みを持っている方に向けた記事となっています。
最近、投資が流行っているけど、何から始めていいか分からない‥
この悩みに対する回答としてはズバリ
始め方は①お金の基礎知識を学ぶ→②証券口座を開設→③インデックスファンドを選択→④積立の設定をする。
です。
本記事ではその理由をご紹介します。
・投資の必要性を学ぶことができる
・単利と複利の違いが分かる
・インデックスファンドの必要性が分かる
インデックスファンドを運用する前に、お金について最低限の知識を学ぶ。
インデックスファンドを運用する前に、お金について最低限の知識をつけましょう。
あなたはお金についてこう言われて育てられていませんか?
お年玉は銀行に預けておきなさい。
お金は大切だからね!
この「銀行が正義」の考えこそが、日本人がお金の知識もなく大人になっていく原因と言えるでしょう。
「銀行に預けておけば安心だし、利子を得ることができる」という考えはもう古いです。
バブルの崩壊と共に崩れ落ちました。
だから銀行に預けるのではなく、企業にお金を預ける(投資)が必要なのです。
そもそもあなたは、銀行にお金を「預けている」のではなく「貸している」ことを再認識しましょう。
銀行に預けておけば安心ではない。
あなたは銀行にお金を「貸している」ことを再認識しなければなりません。
しかし、銀行の普通預金の利子は0.001%と言われています。
かといって定期預金の利子も0.001%です。
あなたが銀行に100万円を1年間貸したときには下記の図のようになります。
1年間、銀行に100万円を貸しても、あなたの財布には10円、100円しか入りません。
逆に、あなたが100万円を借りた場合はどうなるでしょうか。
車を買うときに利用する、ディーラーローンは年利4%〜8%と言われています。
またクレジットカードのリボルビング払いを利用すると年利15%と言われています。
※リボルビング払いとは、どれだけ買い物をしても毎月、一定額の請求しか来ない支払い方法。
請求が来ないだけで借金は溜まっていくので、注意が必要です。
買い物は自分で支払える範囲でしましょう。
このように、あなたがお金を借りるときには多額の利子をさくしゅされてしまうのです。
また、お金を借りている場合、複利のケースが多いです。
次に複利と単利の違いについて学んでいきましょう。
インデックスファンドを運用する前に「単利」と「複利」の違いは押さえておく
利子には「単利」と「複利」の二種類があります。
単利とは貸した額に対して一定の利子が発生することです。
例えば、100万円を預けたとします。
年利が1%と仮定した場合、年間1万円の利子を受け取ることができます。
単利の場合は2年目も3年目も1万円の利子が付与されるのです。
5年間、貸し続けることで、合計5万円の利子を受け取ることができます。
複利とは利子に対しても利子が発生する仕組みです。
例えば100万円を預けたとします。
年利が1%と仮定した場合、1年目に1万円の利子がつきます。
ここまでは単利と同じです。
しかし、複利の場合は2年目には101万円に対して1%の利子が発生するのです。
「利子にも利子がつく」といったイメージです。
5年で1000円の違いしかないのか‥
それは違います!
元本を育てていくことで、複利の力は凄まじい力を発揮します。
投資の基本は長期保有です。
特にインデックスファンドは10年、20年と保有していくことで、価値の高い資産となります。
投資の基本は長期保有。だから複利の力を使う。
複利の力は投資にはかなり役に立ちます。
なぜならば、投資の基本は長期保有だからです。
10年、20年保有することを前提に投資をしていくので、複利の力は偉大になります。
また、アメリカの株価指数(S&P500)は右肩あがりのため、最低でも4%の年利を見込めます。
※後ほどご紹介します。
銀行の通常預金に預けて、ちまちま0.001%の利子を得るのはもうやめましょう。
定期預金に預けても単利の0.01%しか貰えないので、投資の長期保有をしていくべきです。
また、これからご紹介するインデックスファンドは複利の力を使うことが可能です。
だからこそ「銀行にお金を貸す」という選択から「企業にお金を貸す」という選択に変えていきましょう。
次項から投資の方法についてご紹介していきます。
インデックスファンドを運用する前に、投資の方法を学ぶ
インデックスファンドの運用を始める前に、投資の方法について学びましょう。
投資には様々な方法があります。
本記事では4つ、ご紹介します。
①FX(Foreign eXchange)
FXとは外国為替証拠金取引のことで、日本円と外国の通過を売買することで利益を得る投資方法です。
通貨のレートは日々、目まぐるしい変化をしていて売買を繰り返すことで利益が発生します。
②ファンドラップ
これは証券会社にお金を丸投げして、プロに任せてしまう投資方法となります。
お金が有り余っているけど、投資はめんどくさい方が購入する傾向にあるようです。
これは手数料が高く、金融庁からも指摘を受けているようです。
③ロボットアドバイザー
これはAIに売買を任せてしまうものです。
証券会社の独自のアルゴリズムによって運用をしていきます。
ただし手数料が高い上に、大したアルゴリズムではありません。
④投資信託
投資信託は株の売買を任せることです。
インデックスファンドも「投資信託」に含まれます。
ファンドラップとの違いは、株の銘柄は自分で選ぶ必要があります。
結論、投資をして資産を築きたいのであれば、投資信託でインデックスファンドを運用することが一番の近道です。
次項から投資信託についてご紹介していきます。
投資信託は「インデックスファンド」「アクティブファンド」の運用方法がある。
投資信託の運用方法には大きく2種類あります。
「インデックスファンド」と「アクティブファンド」です。
まずはアクティブファンドの特徴からご紹介します。
アクティブファンドの運用方法とは?
「アクティブファンド」はあなたが選んだ銘柄をファウンダーと呼ばれる投資のプロが運用していく方法です。
「さまざまな会社の株を少しずつ詰め合わせた、セット商品をあなたが買い、運用をプロに任せる」といったイメージです。
メリットとしては株価指数を上回るような成果を目指します。
しかし、デメリットとしては人が関わるので手数料が高いです。
次にインデックスファンドの特徴をご紹介します。
インデックスファンドの運用方法とは?
インデックスファンドとは株価指数に合わせて、運用をしていくものです。
「さまざまな会社の株を少しづつ詰め合わせた、セット商品をあなたが買い、指数にそって自動で運用させる」といったイメージです。
結論から言うと、これを買うことをお勧めします。
メリットは「手数料が低い」「ほったらかし運用が可能」です。
デメリットは強いて言うなら「すぐにハイリターンは望めない」です。
そもそも投資の基本は「長期保有」なので一攫千金をめざすものではありません。
結論:投資はインデックスファンドを長期保有を前提に運用すべし
投資はアメリカか全世界のインデックスファンドを運用することをおすすめします。
アメリカの企業は成果主義なので株価が安定しやすいです。
また先進国や新興国の企業が混ざった全世界の株も、順調に上がっています。
なぜならば、人は市場に期待をするので株価は成長していきます。
だからこそ、株価指数は下がらないのです。
もちろん、2020年の3月、4月はコロナの影響もあり株価は落ちました。
しかし現在ではコロナ以前よりも株価指数は上がっています。
重要なのは、株価の下落があっても我慢して長期保有をしていくことです。
だから株価指数の確認はしなくても良いかもしれません。
インデックスファンドに投資をしてほったらかしにしておきましょう。
そこでおすすめなのが積立NISAです。
積立NISAは年間40万円まで20年間は利益を非課税で運用していくことができます。
税金対策にもつながるのでおすすめです。
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの上位500企業の株式詰め合わせBOX
②楽天・全米株式インデックス・ファンド
アメリカの中で選ばれた4000企業の株式詰め合わせBOX
③eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
米国株を中心とした全世界の株式詰め合わせBOX
①SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
アメリカの上位500企業の株式詰め合わせBOX
手数料が安い(0.0938%)
②三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
米国株を中心とした全世界の株式詰め合わせBOX
銀行と証券会社には絶対に行くな。
銀行と証券会社に直接出向いて、投資をしようとするのはやめてください。
”お金の知識がない人”や”考えることを放棄する人”は「カモ」となり、搾取されていきます。
これだけは覚えておいてください。
銀行や証券会社は手数料ハンターです。
投資をさせて、手数料を取りたがるのです。
なぜならば、窓口業務には人件費や管理費がかかります。
その経費をあなたに投資をさせて、払わせようとしてくる人が「銀行」「証券会社」です。
手数料を高い商品を買わされて、損してしまいます。
その手数料ハンターから逃れるための方法が「ネット証券」の利用です。
ネット証券は人件費や店舗の管理費も少なく済むため、安価な手数料で投資をすることができます。
また、手数料の高い商品を勧められることもありません。
おすすめの証券会社は下記の通りです。
・楽天カードを持っていて、楽天市場で買い物をする方は楽天証券がおすすめ
・それ以外の場合は手数料が低い、SBI証券がおすすめ
まとめ
今回はインデックスファンドの運用についてご紹介をしてきました。
今、銀行に眠らせている資産はインデックスファンドに投資をしてみませんか?
積立NISAという国が投資を援助する制度もあります。
国が積極的に投資を進めている証拠です。
是非、これを気に投資をしてみましょう!
以下おすすめの書籍