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知らないと損をする?心理学を利用することで恋愛がうまくいく!

今回は「恋愛」で活用できる心理学についてご紹介していきます。
「恋愛」は心理学を活用することで、「好きな人へのアプローチ」や「マンネリ化した関係」を活性化させることができるのです。

本記事を最後まで読むことで「異性と仲良くなる方法」や「情熱的な恋愛をする方法」が分かります。
ぜひ、活用してみてください。

一目惚れによる恋愛は離婚率が低い

一目惚れから始まる恋愛は長続きするという研究結果があります。
なので、長く付き合たい人をパートナーに選ぶ場合は「一目惚れ」をした人と結婚した方が良いです。

アメリカは結婚後の離婚率が50%と言われています。
その中で一目惚れから結婚にいたった夫婦の離婚率は24%という調査結果があります。
一目惚れした相手と結婚した夫婦は離婚率が低いことが明らかになっているのです。

一目惚れが起こる理由は大きく3つあります。

人間が一目惚れをする理由

①相手の理想的な得量をみて全体的に理想と錯覚するため
②自分の顔のパーツや配置が相手と似ていることで瞬時に強い親近感を覚えるため
③女性の場合、強い子孫を残すために遺伝子の異なる異性と交配しようと特徴が異なる人に魅力を感じるため

アメリカの心理学者であるジョンエイカーの実験によると、人の好き嫌いを判断する時間は0.5秒だそうです。
また、男性は好みの女性のことをジロジロ見る特性があり、その長さは平均8.2秒にもなるそうです。

女性の場合、男性がジロジロとみてくる場合はあなたに好意を持っている可能性が高いがあります。

恋人の選び方には2種類ある!「恋愛の類似性理論」「恋愛の相補性理論」

最近、恋人とマンネリ化してる気がする‥

彼氏にするならどんな人がいいんだろう!

このような悩みがある場合、まずは恋愛には2種類あることを理解しましょう。
これを知ることでお付き合いを長続きさせたい場合、どのようなパートナーを選べばいいのかを知ることができます。

1つ目は「恋愛の類似性理論」です。

これは身体的、外見的な魅力が自分に似ている人をパートナーに選ぶことが多いです。
「趣味や好みが合う」などの似たもの同士は親密になりやすい傾向があります。

お付き合いをしている中で、最初の方は仲良くなりやすい性質です。
しかし、長い間のお付き合いになるとマンネリ化をするのが特徴です。

同じ趣味、思考で飽きてしまう上に譲れないポイントも似ているので喧嘩別れしやすい性質があります。

2つ目は「恋愛の相補性理論」です。

これは性格的、内面的に自分が持っていない特徴を持つ相手に強く惹かれていきます。
「恋愛の相補性理論」により惹き合っているカップルの方が長続きしやすいと言われています。

なぜならば、長く付き合っていくためにはお互いに補い合うような関係性が好ましいとされているからです。

「恋愛の相補性理論」と「恋愛の類似性理論」を実践でつかうには?

「相補性理論」と「類似性理論」は「お付き合いする前」と「お付き合いした後」で使い分けることで上手く利用することができます。

お付き合いする前の状態では親密度を上げるために「恋愛の類似性理論」を使います。
親密度を上げるために、相手との共通点や類似している部分を作り出すことが効果的です。
出身地や、学生時代のクラブ活動などを探して話題を作りましょう。

お付き合いした後の状態では「恋愛の相補性理論」を使いましょう。
お互いの関係をよりよくするために、自分の役割を見つけていく努力が必要です。

親密な関係を長続きさせるためには、類似性ばかりに頼るのは危険です。
お互いの考えや趣味が一致すると穏やかな関係が続く反面、マンネリに陥ってしまいます。
また譲れないポイントも似ているので、喧嘩に発展しやすいです。

長く付き合う上では、自分がどのような役割を担うべきなのかを考えていきましょう。

会えば会うほど好きになる?「単純接触の原理」

アタックしている女性と今一歩、先に進めない‥

彼ともっと仲良くなりたい‥

このようなときには「単純接触の原理」を使うことで現状を打破することができます。

恋愛相手に好かれたいと考えている場合、会う回数を増やすことで好意を抱かれやすくなります。
頻繁に連絡を取り、なるべく会う回数を増やすことで恋愛が成熟しやすくなるのです。

この現象を証明するための実験として「ゴミ袋男の実験」があります。
ゴミ袋をかぶった男を授業に出席をさせて、周りの学生の反応を伺いました。
最初は敵意や恐怖を感じていた学生が、しばらくすると好奇心が芽生えて交流や友情が生まれるようになりました。

このように、どんな人でも会えば会うほど、好奇心が出てきて「情」が生まれていくのです。

また、単純接触の原理にも似ている「ポッサードの法則」があります。
心理学者のポッサードは婚約中のカップル5000人を対象に調査を行い、「物理的な距離が近いほど心理的な距離も縮まるという法則」を導き出しました。

ポッサードの調査で分かったこと

①5000人中、33%が「歩いて会える距離以内」に住んでいた
②距離が遠くなるほど、カップルが結婚する確率が低くなった
③物理的な距離が近いことで、移動に費やす時間や交通費などのコストが低くなり、親密になるための障害が減った

好きな人や恋人と親密度をあげたい場合は、住む場所の物理的な距離を近づけて会う回数を増やすことが効果的です。

恋愛を成功させたいなら暗闇を味方にすべし

憧れのあの子とご飯の約束ができた!
どこの店に行こうかな‥

好きな人をご飯に誘う時は、出来るだけ暗いお店を選ぶことをおすすめします。
暗い部屋にいた方が明るい部屋にいるよりも、仲が深まりやすいという実験結果があるのです。

アメリカの心理学者であるケネス・J・カーゲンが行った実験があります。
実験とは面識のない男女を集めた6人ずつのグループを、明るい部屋と暗い部屋に分けてコミュニケーションをさせました。

結果は明るい部屋にいた男女は同性同士で集まりやすく、席の移動はありませんでした。
1メートルほどの距離が保たれたまま会話が行われ、内容も当たり障りのないようなものでした。

反して暗い部屋の男女は話すことがなくなると、席の移動を始めたのです。
異性同士でペアになり、個人的な内容の会話で親密になっていきます。
会話の距離もどんどん近くなり、抱きつくなどのスキンシップも生まれるようになったのです。

この実験により暗い部屋にいることで2つの効果が認められました。

カーゲンの実験

①暗闇による不安により、近くの誰かに身を寄せたくなる
②自分のルックスの欠点が隠れる秘匿性が解放感につながる

恋愛においてお店選びなどをする際は暗めの間接照明があるお店を選ぶことが心理学的には良い選択と言えるでしょう。

障壁が恋愛の情熱を高める「ロミオとジュリエット効果」

彼がひどいDVなのに、どうしても好きで別れられない

誰が反対しようとも結婚する‥

恋愛の過程において親族の反対なおの障壁が大きくなると、愛情が大きくなり燃え上がります。
これを「ロミオとジュリエット効果」といいます。

なぜかというと、恋愛の中で共通の敵ができると運命共同体としての一体感が二人に生まれるからです。

共通の敵ができると愛情が燃え上がる

親族に反対されている恋愛→親族という共通の敵
社内恋愛禁止の恋愛→会社という共通の敵
年齢差が大きすぎる恋愛→周りの友人や知り合いからの「やめとけ」という声
既婚者など既にパートナーがいる相手との恋愛→望まれない恋愛という一般常識

恋愛においてある程度の障壁がある方が、燃え上がるような恋愛ができることになります。

しかし、恋愛を反対している周囲の声が聞こえなくなるのは気をつけなければならないポイントです。
DVの彼氏と付き合っているときに、周囲の反対の声を聞くと「ロミオとジュリエット効果」が働いてしまうと不幸な結果になってしまいます。

周りの声

そんな暴力をする男とは別れなよ‥
体も心も持たないよ‥

DVを受けている女性

彼をなんとかできるのは私しかいないんだ‥
昔は暴力なんてしない人だったから‥

このようにマイナスな方向に「ロミオとジュリエット効果」が働いてしまう場合もあります。
あなたにとって幸せな選択ができるように「ロミオとジュリエット効果」を理解しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
心理学は恋愛に活用することができます。

「好きな人と親密度を上げる方法」や「相手が自分のことをどう思っているか」など、心理学を知っておくことで有利に動くことができるのです。

是非実践してみてください!

参考文献↓