健康

「ずっと眠い」と感じているのは脳のSOSかも?原因をご紹介します

突然ですが、日常生活の中でこのような悩みはありませんか?

月曜日から
ずっと眠い人

週末はたくさん寝たはずなのに月曜日からずっと眠い‥

あくびをする人

昨日はたくさん寝たのに眠いなぁ

今回は「ずっと眠い‥」と感じる原因についてご紹介していきます。
原因を知ることで、きっと眠気で悩む生活から解消されますよ。

よく眠るための解決策についてはこちら↓

あなたが日中「ずっと眠い」と感じている原因

あなたが日中に「ずっと眠い」と感じている原因は睡眠の質が悪いからです。

「たくさん寝たはずなのにずっと眠い‥」となってしまうのは当たり前なのです。
睡眠は量を取れば良いというものではありません。
たくさん寝ることが最高の睡眠ではないのです。

大盛りや食べ放題よりも、味が良く体に良いものを少なめに食べたいという気持ちになることはありませんか?
睡眠も同じなのです。

日中はずっと眠い‥

頭がぼーっとする

このように睡眠のストレスを感じている人はもっと眠らなければいけないと思ってしまいます。
これが間違えなのです。
最高の睡眠をするのに必要なのは「質」です。

忙しい日々を送る現代人にとって「今以上」の睡眠時間を確保するのは難しいと思います。
さらに睡眠時間が長すぎるとかえって不健康になってしまうというエビデンスもあります。

「ずっと眠い」と思っている人がやってはいけないこと「週末の寝溜め」

日中に「ずっと眠い」と感じる人の多くは「週末の寝溜めで睡眠不足を解消」をしている人がいます。
結論から言うとこれは間違です。

例えば、平日は5時間しか寝ていないので、休日に10時間以上眠って「睡眠時間」を確保しようとするのは間違いです。

睡眠不足は借金と同じように「睡眠負債」として溜まっていってしまいます。
それは気がつかないうちに溜まっている「睡眠負債」は週末の1日、2日でカンタンに返すことはできません。

睡眠負債についてはある実験があります。

タブレットの画面に丸い図形が約90回ランダムに出現する画像を5分間見せます。
そして図形が出るたびにボタンを押すというカンタンな作業をさせる実験です。
対象者は「夜勤がある医師」と「夜勤がない医師」の20名を対象にして実験を行いました。

結果は前日、通常通りに眠っている夜勤のない医師は正しくに図形に反応することができました。
しかし夜勤明けの医師は図形が90回出てくるうち数秒間の3、4回も図形に反応することがでませんでした。

参考文献:著:西野精治 スタンフォード式 最高の睡眠

夜勤明けの医師が画像に反応できなかったのはマイクロスリープ(瞬間的居眠り)という現象です。
マイクロスリープとは1秒〜10秒ほどの居眠りのことで、脳の守護反応とも呼ばれています。
つまり、睡眠不足になるとマイクロスリープが頻発してしまいます。

こう言った現象が「ずっと眠い」と感じてしまう原因なのです。

日本は世界一、睡眠偏差値が低い?

日本は睡眠負債を抱える「睡眠不足症候群」の人が外国に比べて多いというデータがあります。

100万人規模で睡眠時間の平均データを出したところ下記のようなデータになりました。

  • フランスの平均睡眠時間は「8.7時間」
  • アメリカの平均睡眠時間は「7.5時間」
  • 日本の平均睡眠時間は「6.5時間」

日本は外国に比べて平均睡眠時間がかなり低いことが分かります。

日本の平均睡眠時間は少ないとはいえ、平均睡眠時間を取れていればまだ良い方です。
日本人は睡眠時間が6時間未満の人が約40%もいることが分かっています。

しかも平均時間が6時間未満の人はもっと寝たいと思っています。
睡眠不足を自覚しているのです。

また東京の平日の平均睡眠時間は5.9時間というデータも出ています。
世界の都市と比べてもダントツで少ないです。
「ずっと眠い」と感じている日本人はたくさんいるのです。

理想的な睡眠時間とのギャップが激しく、睡眠のストレスを感じやすい状況と言えるでしょう。

「ずっと眠い」を放置することで起きる問題

睡眠について様々な調査が行われました。
その中で「睡眠にかけることで大変なことがおきる」と証明されています。
眠らなさすぎると下記のようなことが起きてしまいます。

「ずっと眠い」を放置すると起きる問題
  • 「インスリン」の分泌が悪くなり血糖値が高くなり、糖尿病を招く
  • 食べ過ぎを抑制する「レプチン」というホルモンが出ず、太る
  • 食欲を増す「グレリン」というホルモンが出るため太る
  • 交感神経の緊張状態が続いて高血圧になる
  • 精神が不安定になり「うつ病」「不安障害」「アルコール依存症」「薬物依存」の発症率が高くなる

逆に「眠りすぎもいけない」という研究結果もあります。

眠りすぎにおける障害
  • 1日1時間以上の昼寝は認知症のリスクを高める
  • 1日1時間以上の昼寝は糖尿病のリスクを高める

睡眠を取りすぎても、取らなさすぎてもダメなのでバランスを取ることが重要です。

「ずっと眠い」を解消する方法

「ずっと眠い」を解消する方法を3つご紹介します。

  1. 入眠時、最初の90分の質を高める
  2. 質の良い睡眠は良い覚醒(起きている時間)によって決まる
  3. 睡眠の質を高めるカギは体温

1つ目は「入眠時、最初の90分の質を高める」です。
人は入眠時すぐ「ノンレム睡眠」に入ると言われています。
睡眠とは「ノンレム睡眠」という深い眠りと「レム睡眠」という浅い睡眠を4周期ほど繰り返すことになります。

その中で最初の90分間である「ノンレム睡眠」の質を上げることが睡眠の質を上げることにつながるのです。

2つ目は「質の良い睡眠は良い覚醒(起きている時間)によって決まる」です。
良い睡眠を取るためには良い覚醒(起きている時間)を過ごすことが重要になります。

程よい運動をして、食事の管理を行うことで質の良い睡眠を行うことができます。

3つ目は「体温をコントロールする」です。
人が眠くなる時は体温が上がった後、下がった時に眠くなります。
要は体温が急激に下がることで人は眠気を感じるのです。

入浴などを行い、体温の管理を行うことで質の良い睡眠を行うことができます。

まとめ

いかがでしたか?
「ずっと眠い」と感じていた原因が分かったのではないでしょうか。

まずは眠気の原因を知り、毎日しっかりと寝ることが重要です。
週末の寝溜めでは意味がありません。

睡眠の質を高めて良い日常を送りましょう。

参考文献↓